製作道具のお話~デシン生地~

みなさま、こんにちは!

本日は当店がぬいぐるみのコスチュームを作るのに使っている素材についてお話したいと思います。

みなさまはデシン生地ってご存じでしょうか。

デシンって日本語ではありません。でも、デシン生地自体は、日本でも目にする生地なんです!

そんなちょっとだけ珍しいデシン生地ですが、ダッフィーやシェリーメイなどのぬいぐるみの衣装を作るときにも使われる布地です。

今日は、そのデシン生地について解説しちゃいます!

布地って?

デシン生地の紹介の前に、生地、布地と呼ばれるものについてです。

生地(布地)は、繊維を編んだり、織ったり、くっつけたりなどして薄い板状にした物の事です。

様々な種類があり、植物や、動物、化学化合でなど由来は様々で、編み方や織り方などでも全く異なる布地ができあがります。

昔からあるもので、服に使う以外にも様々なところで使われているとっても馴染み深い物です。

みなさんの周りにもたくさんの生地があることと思います。

変わったところでは本に使われることもあるとか。

ぬいぐるみも、ぬいぐるみの衣装も、布地によってつくられている物がほとんどです。

もちろん、ダッフィーたちぬいぐるみのコスチュームにも使われています。

先日紹介した、「トイクロス」、「ツイル生地」、「サテン生地」も布地です。

そして、本日紹介する「デシン生地」も、「布」「布地」の一種です。

デシン生地とは?

「デシン生地」とは、布地の一種です。

ポリエステルで作られているものが大半で、手に取って驚くのがその軽さです。

手触りも良く、なによりハリがないので自然にたっぷりと垂れるのがわかります。

聞きなれない「デシン」という言葉、なんとフランス語なんです!

「crepe de chine」 クレープ デ シン と読み、その略語から「デシン」と呼ばれます。

フランス発祥の生地なんですね。

そう聞くとオシャレな感じがしますが、洋服に使われるときもドレープたっぷりの大人っぽいオシャレデザインによくよく使われるのがデシン生地なんです。

細い糸で平織にして作られる生地なのですが、糸の撚りが縦と横で大きく異なります。

経糸(縦糸)には撚りがない(とても少ない)糸を使い、緯糸(横糸)に強く撚った糸を使います。

それによりたっぷりのゆるみ感を出しつつ、外側にふわっと広がる綺麗なラインを出しやすい生地なので、ドレスやダンス衣装にぴったり!

最近ではよさこいの衣装やはっぴに使われることもあるようです。

デシン生地はポリエステルで出来ていることが多いので、シワになりにくく、お手入れも楽ちん。

アイロンも洗濯もOKなまさに便利生地!

発色は抑えめですので、キラキラとはさせたくないけれど、布地たっぷりのフレアスカートのゴージャス感がほしいとか、ひだを出してゆったりを演出したいときなどにピッタリ!

当店でも、ポリエステルでつくられているポリエステルデシン生地の利用が多いです。

(衣装の応じて元の素材は変えておりますので、デシン生地といっても色々なパターンを使用しています)

光沢を出さないダッフィー&シェリーメイ用ドレスなどいろいろな衣装に利用をしています。

デシン生地の特徴は?

デシン生地はとっても肌触りがよく、ゆるみを出すドレープ感と広がっていく綺麗さを併せ持った生地です。人間用の洋服はもちろん、ぬいぐるみのコスチュームにも使われています。

その特徴は、

・つるりとしていて肌触りがいい

・軽い

・シワになりにくい(素材にもよります)

・洗濯、アイロン掛けができる(素材によります)

・ドレープが綺麗にでる

などなど

デシン生地は軽いため、裾に向かってふんわりと広がっていくようなスカート、ドレープたっぷりのワンピースなどに向いています。

またドレープが出やすいため小さいぬいぐるみのコスチュームでもたっぷりのドレープを演出しやすい!

その軽さ薄さを利用して、裾や袖口などの裏地に利用されることもあるようです。

逆にぴっちりと体のラインが出るような洋服には向きません。

どんな衣装につかうの?

ドレープのある服なら色々なものに採用されています。

Tシャツやパーカー、ドレスやワンピースなど、多岐にわたります。

みなさんの持っているドレープの服もデシンかもしれません。

色によっては透け感もあるので、はやりのシアー系の洋服にも使われることがあります。

丈夫さ、扱いやすさもとてもいいデシン生地は普段着にも溶け込んでいます。

ぬいぐるみ本体には利用されることは少ないですが、そのコスチュームではドレープたっぷりのコスチュームや、軽さや滑らかさを利用して場所を絞ってピンポイントに利用されることがあります。

生地の薄さや光沢感のなさを利用して、ユニフォームの縦衿の裏や、マークの補強に

全体ではくワンポイントで使用することで、厚ぼったくならないようにしたり脱ぎ着せしやすくできる

縁の下の力持ち的な存在です!

こちらの画像のぬいぐるみのコスチュームはデシン生地を利用しています。

ぱっと見ではわかりませんが、デシン生地のおかげでぶくぶくになったり、カチカチになったりしてしまうことを避けてます。

ドレープTシャツなどを製作するときには採用の最有力候補になるでしょう。

デシン生地は光沢感が薄いので目立つ舞台衣装などへの採用は薄い印象です。

その分、日常で着る洋服には向いています。

まとめ

「デシン生地」のこと、いかがでしたでしょうか?

「デシン生地」はとっても柔らかくメインで使うこともできるキレイな生地です。

特にドレープを出したり、裾が広がってほしい服にはぴったり!

同時にその薄さや軽さを利用して裏地などにも使える、とっても便利な生地です。

当店では、「デシン生地」を利用して、ホンモノそっくりだけれど、ぬいぐるみぴったり合うコスチュームを作っています!

ぬいぐるみのコスチュームのお店 チャームド・ライフ

ぜひ、見に来てくださいね❤

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